痛みのない生活への道

肩こり・腰痛の対処法

不安すぎて病院めぐり

f:id:ot3life:20191225081757j:plain

神経質な性格は、遺伝の影響によります。そして、人類の歴史からも神経質なほうが生き残る確率が高かったため、僕らは知らず知らず不安になりがちです。

 

慢性的に症状がある場合、病院で検査をしてもらうことがあると思います。検査の結果、とくに問題がありませんとなったとき、じゃあ大丈夫かと楽観的になる方と、余計不安になる方とわかれます。

 

余計に不安になると、夜な夜なネットで検索し、病院めぐりをしてしまうかもです。

 

でも、慢性症状は原因が明確なことは少なく、ほとんどが食事、睡眠、運動、ストレスのあわせ技なので、どこにいっても本人の納得のいく明確な原因がえられないでしょう。

 

そのうち不安ばかりが頭をしめ、生活が回らなくなってしまうかもしれません。そうなると周りの人は違和感をおぼえて、きっと孤立します。それがさらに悪循環につながります、、

 

たとえば、首に症状があり、病院で検査をうけたけど、納得できる原因がみつからなく、いろんな病院で、レントゲン、MRI、心電図、動脈硬化検査などうけて、本人も家族も疲弊しきっている方がいました。

 

基本的に、違和感があれば病院で検査をするのは大切ですが、原因がハッキリしないことも多々あります。そこで自律神経の検査をすると問題がでることもおおく、生活の見直しが大切になります。

 

だけども、ほかに重大な原因があるに違いないと思い込み、仕事をやめ、閉じこもり、病院めぐりに大金をかけている姿を見ると健全な状態ではないなと感じます。

 

患部に注意が集中するほど症状は強まり、孤立することで他者による健全なフィードバックが入らず、さらに悪循環にかたむきます。

 

これでは、よくなるものもなりません。

 

遺伝というのは、不安が強いほど増長されるので、神経質な人にはできるだけ安心できる環境に身をおくことが必要です。

 

なので、頭ごなしに否定するより、まずは話を聞いて、納得のいく説明をすることで安心してもらってから、偏った思考に気づいてもらうことが大切です。

 

慢性症状のある方がおちいりやすい不安思考。健全な軌道に修正するには、そういった不安や孤独が症状をつよめてしまうカラクリを知ることも大事です。