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【傾聴力】悩んでる友達へ 心を支える話の聴き方

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例えば、あなたの友人が職場の上司に一方的に叱りつけられたとします。

 

言いたいことも言えず、モヤモヤした気持ちを抱えて・・・

夜眠れなくなり、食欲もなくなり・・・

 

次第に自信がもてなくなって、そこに居るのが辛くなり、徐々に孤立して心の病に陥ってしまうかもしれません。

 

そんな時、誰かに話を聞いてもらい、わかってもらえたら、どんなに救われるでしょう。

 

人は誰しも崖のへりを歩いているようです。急に起きた災難で、いつ崖から転げ落ちるかわかりません。心の病は他人ごとではなく、誰にでも起こりうることなのです。

 

今回は、あなたの友人が一人で悩んでいるときに、どのように話をきくと楽にできるか、心の回復に必要な傾聴力についてお伝えします。 

 

 

表にでるしぐさや行動 

辛そうな気持ちは自然と表にあらわれます。うつむきがちだったり、表情は暗かったり、会話が続かなかったり、身だしや服装も変わってきます。

 

辛いことが起こると、誰しも弱った自分を守るために防衛反応がでます。これ以上傷つかないように、人を避けて、孤立してしまいます(回避行動)。

 

それにより本来人間関係で自然におこるはずのプラスのフィードバックが入りにくくなって、泥沼化しがちです。

 

 

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傾聴とは

もともとカウンセリングにおけるコミュニケーション技能の1つ。傾聴の目的は相手を理解することにある。それにより、話し手が自分自身に対する理解を深め、建設的な行動がとれるようになるようサポートする。 傾聴で大切なのは次の3つとされる。 ・言葉以外の行動に注意を向け、理解する(姿勢、しぐさ、表情、声の調子など)。 ・言葉によるメッセージに最後まで耳を傾け、理解する。 ・言葉の背後にある感情も受け止め、共感を示す。傾聴(けいちょう)とは - コトバンク

 

ひと言でいうと傾聴とは”本人の伝えたいことをありのまま聴くこと”です。

 

その際の態度として、相手を無条件に受け入れ、共感的に理解できれば、かなり楽になるものです。

 

感情的な心の交流こそが大切であり、激励や提案など頭の交流ではありません。

 

「大丈夫だよ、頑張んなー」とか

「今回はこうしたから悪かったんだよ。次はこうしなよ」とかよりも

 

「そこをそんな風に言われて、辛かったんだね」など、何が本当に理解してほしいことなのかを感じ、共感することです。

 

そうした他者と分かり合えた経験を通して、次第に心が晴れてくるものです。

 

まとめ

人は、辛くて閉じ込めた心の内を聴いてもらい、一人じゃないと感じることができたとき、もう一度立ち上がる勇気がわいてくるものです。

 

人は人間関係で傷つきもし、人間関係で立ち上がることもできる動物です。

 

忙しい現代では、 心の支援はカウンセラーに任せればいいとか、病気は医者にお任せしようと思いがちです。

 

しかし、身近で悩んでいる大切な方への支援こそ、一部の専門家だけではなくて、自ら関係をもってつないでいくこと。結局、そうした関係性を築くことが、よりよく生きる上で大切なことかもしれませ ん。

 

 

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