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依存からの脱却【タバコ、酒】

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日ごろ健診業務にたずさわってると、命を縮めるリスクのもっとも強い嫌われ者はタバコです。

 

実際、ガンになる因子の3割がタバコ、2割が感染症、1割が飲酒です。

 

この文章を読まれているということは、タバコやお酒を少なからず辞めたい方でしょう。

 

安心してください。我慢してやめる系ではありません。

 

私はこのやり方でタバコも晩酌もやめました。

 

ポイントは「意志の強さ」ではなく、「諦めの早さ」と「生理的に嫌いになる」です。

 

 

 

100害あって1利あり?

実は私も5年前までタバコを吸っていました。多いときは1日1箱で15年ほど。

 

タバコの害は頭ではわかっていましたが、恩恵も受けていたためやめれませんでした。

 

それは、上司や同僚とリラックスして雑談できるからです。

 

通常、少なからず営利がからむ集団では、なんとなく関係性が遠くなりがちです。

 

しかし、タバコという媒体を介して会話したり、同じものを味わう共有体験を通して、日ごろなら話さない雑談も自然と話せるのです。

 

業務中がONとしたらタバコの時間はOFFとなり、お互い一息つけることで心理的距離が近づきます。

 

それこそが他に変えられないとても大きな1利でした。

 

でも、タバコの値段も年々上がり、どちらかというと諦めの早い自分は、いつまでもお金を払うのは馬鹿らしいと、辞めたい気持ちではありました。

 

その後、本数を減らしたり、薄くしたり、ガムにしたりしましたがことごとくダメでした。

 

タバコを吸いたいという欲求は我慢できないからです。

 

そこで、吸いたい欲求は満たしつつも、吸うことに我慢を強いられる状況を作ってみました。

 

具体的には、まずいタバコに変えたことです。これが効果てきめんでした。

 

選んだのはいつもは選ばないような香りも味も口に合わない重いものです。

 

あえて今までと同じペースで吸い続けました。ちょうどその時風邪気味でしたが、それでも無理して吸うようにしました。

 

喉が痛いし、まずいし。本数は急激に減り、ついに我慢できなくなり吸わなくなりました。その間たったの3箱です。

 

その体験により、5年たった今でもタバコを想像すると、喉のあたりやカサカサして口も気持ち悪くなるイメージがでます。これで我慢せずに辞めることができたのです。 

 

そもそもストレスでタバコをすってるのか

ストレス緩和のために吸っている気になってましたが、朝一や会議前に吸いたくなることから、単にニコチン切れの体の依存と、もうすぐ吸えなくなるという心の依存で吸いたくなることに気づきました。

 

ストレス緩和の”ストレス”とは、単にニコチン切れのストレスであり、人間関係のストレスや悩みの解消につながるわけではないのです。

 

食後の一服についても、口の中の脂っこさを解消するため、渋いお茶やミント系ガムでまかなえました。

 

 

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その後の渇望状況

5年たった今、タバコを吸う人が身の回りで少なくなったこともあいまり、ふとタバコが頭によぎることもなくなりました。

 

環境も大事ですね。たまにタバコをみかけても、まずいイメージが残っているため、動揺はおこりません。

 

でも、一本吸ったら依存しやすいこともわかっているので、その一本を甘く見ないようにはしています。

 

まとめ

実体験から、タバコをやめられる人は、意思が強い人ではなく、諦めの早い人だと感じます。

 

お酒も同じで、口に合わないビールに置き変えたら晩酌しなくなったよ

買い物するたび買ってたもんな

 

喫煙者にいくらタバコの害を並べても変わりません。ニコチンの禁断症状により、タバコを吸っているときが落ち着くからです。

 

でも、血液中のニコチンはほぼ一晩でなくなり、3日あれば完全になくなるようです。なので体の依存は無視していいかと思います。

 

しかし、心の依存はもう少し残ります。会議に出る前に一本吸っとくかなどは、心の依存です。

 

こうした心の依存を断ち切るには、”好きだけど我慢する”ではなく、”嫌いだから離れたい”という状態もっていければスムーズです。

 

つまり生理的に受け付けなくなる体験が重要です。

 

自分はそんなうまく辞められないよと思うでしょうが、我慢しなければやめられます。

 

なので、次は強烈にまずいタバコに変えてはいかがでしょうか?

 

ちなみに、タバコ吸う人の服は臭うね

ビタミン奪うから肌質も落ちるしね

 

 

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