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肩こり・腰痛の対処法

最高の運動は〇〇だ!

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運動は体にいいけど、何をしていいかかわらない方も多いのではないでしょうか?

 

結論からいうと、ヒトにとって最高の運動とは、”自然のなかでの狩猟採集”です。これが体にも心にも頭にも最高に良いです。

 

でも、野生の動物や食べられる植物を見つけることは難しいですね。まずは、昆虫をつかまえたり、よもぎなど身近な野草から探すのがお勧めです。

 

自然のなかで何かを探す作業は、ものすごく五感を使います。そして、まんべんなく筋肉を鍛えます。そのため頭と体は心地よい疲労感となります。その瞬間に集中するため、心にもマインドフルネス効果があります。

 

それに対して、コンクリートの道や階段を延々と歩くと、感覚は退屈し、同じ筋肉ばかりに負担がでて疲弊します。トレッドミルなどのマシンも同様です。

 

ただし、心拍数はあがるので、運動をしないよりは健康的ですが。

 

また、スポーツも反復動作が多いため、こんつめると局所に負担がでます。もちろん適度にやるぶんには、よい影響も多いです。

 

ヒトは700万年かけて二足歩行に適応しました。進化の過程で、歩くのに必要な肉体を獲得しました。足の裏のアーチ、太いアキレス腱、長い脚、背骨の数、首の靭帯、発達した三半規管などなど。

 

使わない能力は衰えるので、使うことが重要です。そのために自然の中で感覚をとぎすませながら動き回るのがベストです。

 

都会の子供ほど、そうした機会が少なく、自然欠乏症という症状が増えています。

 

キレやすい、落ち着かない、バランス感覚が悪いなどなど。大人も同じく、なんとなく憂うつで気力体力ともにおとろえるなど。

 

医療費の9割が生活習慣由来の文明病関連といわれます。

 

自然とかけはなれた生活をするほど、目に見えない疲労や不安、不調にさらされます。

 

ときどき、山菜をとりいにいったり、昆虫をつかまえたり、芝生のうえを裸足で歩いてみたり、自然のなかを歩き回りましょう。間違いなく、いつになってもこれがヒトにとっての最高の運動です。