肩こり特性 周りに合わせるのがしんどい人
肩こりになる気質にはある共通項があります。
それは感受性が豊かで周りに合わせようとしすぎる気質。
世界でも日本人に多く、とくに女性No.1の症状です。
日本人は和をもって尊しとする文化があり、人と違うことをすると集団から外されやすい国なんです(村八分)。
人と同じだと安心するが、違うと不安になる。
人と同じことが正しいと感じ、違っているとダメと感じる。
たいはんの人はちょっと努力すればまわりに合わせられますが、肩こりになる人はかなり自己抑圧します。
感受性が高いので、人と違うと周りからハブられると気づくから、合わせよう必死になります。それがじわじわとストレスをためこみます。
こうして心にストレスが積み重なると、体に症状がでます。それが肩こりです。
さらに悪いことに、人と違う自分をダメ出ししつづけるので、対人恐怖症や抑うつになることもあります。
もしくは、自分にダメ出しをしたくない人は、自分は完全だと思いこむことで、潔癖症になることもあります。
では解決するにはどうしたらいいのでしょうか?
周りに合わせすぎて自己抑圧、自己否定してしまうことが、肩こりのスタートなので、ここにさかのぼるしかありません。
つまり、自分らしさをだし、自己肯定すること。これが根本治療になります。
もともと肩こりはすばらしい感受性をもってるからこそでた症状。そんな自分の能力を信じること。
抑圧せずに解放する。
感受性を伸ばすには、自然や芸術にふれることが重要です。
自然の中で五感をとぎすませたり、絵画や創作活動でなにかを表現したり、心がよろこぶ体験をつみかさねる。同じ趣味の仲間ができればおのずと回復します。
感受性はひと一倍、幸せを感じとれる力も強いので、あなたにとって最高の能力になりえます。